
前回のMac更新が2019年、爾来6年、未だintelアーキテクチャ、OSの最新バージョンサポートもなくなってしばらく経つが、手元不如意でなかなかアップデートもできなかったのが、ようやく(US株式相場の復活もあり?)更新できた。
プライベート機としては初めてのApple Silicon機。が故のあるいはあまりにも古い機種からの移行故の移行時のトラブルもいくつか。
購入まで
いい加減古くなってきた前機、時々チャタリングを起こすようになってきた。よくおきたのが[r]キー(世間で言うところの[o])と[.](世間で言うところの[e])。このせいで’.org’と入れたつもりが’..orrg’とかになってしまったりしていた。
新しいのが欲しくなってきたが、何せ安いものではない。子供にも金がかかる。使えないわけでもないから買い直すのもどうか、と思っていたが、遂に Sonoma(macOS14)あたりからバージョンアップ対象にもならなくなった。 それでもセキュリティパッチは出続けているし、使うのに支障はないと自らに言い聞かせていた。
また、買うなら広い画面の15inchがいいだろうと思っていたが、やはり価格は相当高い。
結局、その時kakaku.comとか見ていて、一番安い13inch 512GBで170000円弱が相場っぽいので、その辺りのレンジを狙う。ざっくり18万円以下が目標。AmazonとかBicとかだとポイント還元があるので、それを加味するとこれらの最安価格よりはやや高めで買えそうで、正規のApple Store価格よりは1万円程度安い。安売り屋だと色によって価格が安くなる。一番安いのはどうやらスターライト。gold系だけど、どの程度goldなのかはわからないので、Apple Store実店舗に言ってみた。
Apple Store丸の内に全色揃ってはいたものの、暖色系の灯りなので特にスターライトは色味がわからない。窓際が自然光なのでそっちでみてみたかったが、盗難防止の綱がついていて動かせなさそうだった。ただどの色もそれほど濃いわけではないので、まあスターライトでもいいかなと思いかけていたところに店員さんが、「指輪がゴールドの方などにはこの色がお似合いです」などと言うからゴールドの指輪なんてしたことない自分としては一気に萎えてしまった。
そうこうしているうちにAmazon Primeセールが近づいてきて、どうやらApple製品も安くなるらしいことがわかったので、この価格をポイント込みで比べてみることにする。実際にMacBook Airがプライム価格になったのはプリセール期間中。
MacBook Air 13inch 2025 M4 10core GPU/16GB/512GB SSD スカイブルーで 171800円。額面上は最安値ではないが、ここにAmazonポイントは1869ポイントがつく。さらに今回はこの機にAmazonクレカを作ったのでそのご褒美ポイントで7811円分安くなる。たまたま入っていたギフト券300円を合わせて、支払額163689円となった。(pointは後でつく)さらに色も選べる。尤も、色は購入後数日してみてみたらシルバーが既に売り切れていた。やはり色による人気のあるなしはあるので、安売り屋が色によって価格差をつけるのはむべなるかなと言う感じである。
Amazonにしろ安売り屋にしろ、Apple以外から直接買う時の唯一の問題は、US配列キーボードを選べないこと。
届いてから
いつもの開封の儀。
セットアップもいつも通り。Wifiに繋いで旧機種で「移行アシスタント」を起動。移行アシスタントは他のアプリを終了させるが、色々終了できないアプリもあって少しだけ難儀した。
移行ファイル数のカウントに時間がかかるのか、「準備中」のステータスが長い。1時間以上はこのステータスだったと思う。実移行時は420万のファイルを移行するんだそうだ。残り時間14時間と出た。数十分後にみたら3時間と出ていて、結局移行は2-3時間程度で完了した。
再起動後、ログインするとさっきまで旧機種で使っていたのと同じwebブラウザの散らかり具合で再開した。さすがだ。
しかし、ターミナルが起動しない。という困った問題が。アプリ自体は上がり、何らかのターミナルらしきウィンドウが一瞬現れるがすぐに消える。ターミナルアイコンを右クリックして現れるメニューから「新規コマンド」を選んで明示的に’tcsh’を指定すると立ち上がる。これは面妖な、とターミナルの「設定」「一般」の「開くシェル」のデフォルトをコマンドの方を選択してshellのfull pathを入れるときちんと開いた。つまりデフォルトのログインシェルがいけない。この開いている状態で、chshで/bin/tcshを選ぶと、以降デフォルトのログインシェルでも正常にターミナルウィンドウが開くようになった。つまりこれは以前に自分用にtcshを改造しかけて/usr/local/bin/に置いておいたtcshをデフォルトログインシェルにしていたが、それが正常に動作しないために起こった問題であった。正常動作しないのはterminalを開くときだけで、一度上がってしまえばそこから/usr/local/bin/tcshとやっても普通に動作する。これはこれで面妖である。
動作が確認できたもの
- ScanSnap Home
- EasyRes
- 動くけど、今時のmacOSは設定可能な解像度全部出してくれるからいらねえなと思って消すことにした