
特に使い途もないうちのラズパイ4、新しいイメージを入れたら何か使えるようにもなるのかもと、バージョンアップしてみた。
この頃は自宅のリビングのテレビのセットトップボックスがわりにしてみようと思っていて、時々テレビに繋いで動かしてたりしたものだが、ブラウザでフルスクリーンで動画を見ようとすると再生がカクカクになってしまうという問題が度々起きていた。
他の機能ならいざ知らず、セットトップボックスがわりなので、動画の再生が酷いと如何ともし難い。ということで試みるたびに頓挫していたのだが、今回たまたまDLしたRaspberry PI OSが意外と調子が良かった。
DLしたのは公式ページにあるRaspberry PI OS (64bit) (https://downloads.raspberrypi.com/raspios_arm64/images/raspios_arm64-2025-05-13/2025-05-13-raspios-bookworm-arm64.img.xz) 手元のMBAにunxzが入っていないとかmini SD cardに焼くのに時間がかかったりとかそういう細かい紆余曲折はあったものの(これはおそらく純正のimagerを使えばあまり問題にはならないはず)、いつも通りインストールして起動させた。
前述のように以前のバージョンだと動画を4K画面でフルスクリーンで表示させるとカクカクでしょうがなかった(面白いことに、フルスクリーンにしたブラウザの中で動画をブラウザ内フルスクリーンにするといくらかはスムーズになっていた)のだが、今回はスムーズにいっている。再生しはじめにはリップシンクしないところも見受けられるが、時間が経つとそれも解消しているように見える。
余っていたwebカメラをUSB3.0ポートに繋ぐと特に何することもなく認識されたようで、webブラウザ内からgoogle meetに接続するとこちら側の画面は綺麗に表示されるので、ビデオ他通話的なのにも使えそうである。zoomも試してはいないがwebで使えるそうなのでなんとかいけるかもしれない。
立ち上げるたびに有線のキーボードとマウスをいそいそと繋ぐのは面倒なので、bluetoothキーボードとマウスも設定してみた。案の定電池切れとかになっていたので、今後は定期的に立ち上げて様子を見ないといかん。
細かい字と小さいマウスカーソルなので、セットトップボックスというには無理があるが、とりあえずは使えるようにはなった。あとはおいおい10feet UIとかを入れてみようか。