先日、ラジオ番組「辛坊治郎ズーム そこまで言うか」を聴いていて、思わず手を止めてしまう話題がありました。
ひな人形の並び方は、関東と関西で違う——。
しかもその違いは、単なる地域差ではなく、明治維新や西洋化、さらには天皇の婚礼儀式にまで関係しているというのです。
「右がお内裏様? それとも左?」
子どもの頃から当たり前に見てきた雛飾りに、そんな歴史的背景があるとは考えたこともありませんでした。
調べてみると、そこには京都の古式礼法と、近代国家として歩み始めた日本の象徴的な変化が重なっていました。ひな祭りという穏やかな年中行事の中に、日本の伝統と近代化の物語が隠れていたのです。
今回は、関東と関西で異なるひな人形の並びについて、その由来を少し掘り下げてみたいと思います。
🎎 ① もともとの日本古来の並び(京都中心)
日本の古い礼法では
- 「左が上位」(=向かって右側が上位)
という考え方がありました。
天皇から見て左(=観客から見ると右)が上位です。京都でも天皇のいた内裏から見て左(東側)に左京、右(西側)に右京区がありました。
そのため、
- 向かって 右に男雛(お内裏様)
- 向かって 左に女雛(お雛様)
という並びが京都を中心に続いていました。
これが「京雛(きょうびな)」の並びです。
👑 ② 明治以降の変化(東京中心)
明治維新で東京に遷都すると、西洋式の礼法が宮中儀礼に取り入れられます。
西洋では
- 向かって左が上位(右手が剣を持つ側になるため)
という配置が一般的でした。
そしてよく言われるのが、
✅ 1924年(大正天皇の即位礼・皇太子ご成婚などの宮中儀式)
天皇が向かって左、皇后が右に立たれた
という事例が大きく報道され、これが全国に広まったという説です。
その結果、
- 向かって 左に男雛
- 向かって 右に女雛
という並びが東京で主流になり、やがて全国に普及しました。
これがいわゆる「関東雛」です。
🗾 ③ 今はどうなっている?
現在は:
- 東日本:男雛が向かって左(関東式)
- 京都・関西の老舗:男雛が向かって右(京雛)
という傾向があります。
ただし、
- 全国的には「関東式」が主流
- 量販店の雛人形はほぼ関東式
- 京都の人形店は今も古式を守ることが多い
という状況です。
🎎 面白いポイント
「右か左か」は単なる飾り方ではなく、
- 古代中国由来の左上位思想
- 武家礼法
- 西洋礼法
- 明治国家の象徴制度
などが全部絡んでいます。
単なるひな祭りの話に見えて、実は近代日本史の縮図なんですね。
と言う話をchatgptに書いてもらった