同じタイトルで書きかけの下書きを見つけたが、この時は何を書こうと思ったのだろう。
今回は、本当に導入したWifi6のAPのお話。
今まで、自宅ではCiscoのWAP-150というのを使っていた。Wifi的には802.11ac対応だが、vlanを食ってそれぞれに別SSIDをつけられたので結構気には入っていた。
が、導入してあまり年月は経たなないのに、もういろいろ古さが目立ってきたので、遂にアップデートと相成った。
WAP-150の問題点
- WPA2までしかサポートされていないので、iOS14以降で繋ぐと「安全性の低いネットワーク」と表示されてしまう
- webの制御画面、遅い。
- まれに不安定。特に2.4GHzの通信が止まってしまうことがある。
特に一番目のは我が家のユーザーたちにも不安を与えてしまうので、機材を交換することにした。
New Wifi APの条件
- Wifi6対応
- WPA3以上対応
- PoEで動くこと
- 壁掛けできること
- 将来に備えて2.5Gbps以上で繋がること
- vlan毎に別SSIDが付けられること
Wifi6対応は特にルータ機能があるものだと結構あるし、PoEサポートもそれなりにある。が、VLAN対応で複数SSIDということになると、途端に家庭用ではなく商店/小規模オフィス用途ということになってしまう。
結局買ったのは、NetgearのWAX218ってやつ
この頃のNetgearの機器にはInsightとかいうサブスクベースのクラウドマネージメント機構があるが、たかだかマネジメントに月々課金はできないので、普通にローカルなIPアドレスで設定。
初期設定時には、設定用のSSIDがあるので、それ経由でアクセスする。設定後このSSIDは一定時間経過後に見えなくなるようだ。まあそれすらも必要ないので、マネジメント用の固定IPアドレス設定後はそちらを使う。が、その固定IPアドレスにlogical nameをDNSで設定して、そのFQDNでアクセスすると、insight用(?)のNetgearのサイトに飛ばされるので、ホスト名ではアクセスできない。IPアドレス直打ちならOKなのでしばらくはIPアドレス直打ちで設定することとする。
あと買ってから気づいた点
- 仕様的には一応電源供給はPoE+(IEEE802.11at)以上となっているようだが、PoE(IEEE802.af)でも問題なく使用できた。PSE側switchのステータスを見ても10Wも使っていないように見えるが。
- 確かに複数SSIDの設定はできるが、実は4つまで。先代のCisco WAP150だと2.5GHzと5GHzでそれぞれ4つづつとなっていたが、今回のは周波数関係なく4つ。生活に必要なのを割り当てていったらもうキャパオーバー。これは今回の最大の誤算。
一応懸案のWPA3/Wifi6は対応できたので、この件は一応close